備忘録(LrCのカタログパス変更)

LrC(Adobe Photoshop Lightroom Classic)とは

 Adobe Photoshop Lightroom Classicというソフトで、RAW現像等写真の

 処理や、写真の管理にを行うソフトです。(以下LrCと呼びます)

 LrCでは、カタログというファイルを作成して写真の処理を行っており

 カタログファイルには、写真の情報やレタッチの情報等の重要な内容が

 書き込まれています。

 カタログを削除しても、元の写真が削除されるわけではありませんが

 今まで行ってきた処理が全てリセットされてしまう為、非常に重要な

 ファイルと言えます。

 今回、私のPCでSSDの換装を行う必要があり、このカタログファイルを

 移動してLrCでパス変更するまでの手順を残しておきたいと思います。

 例として、Cドライブにあるカタログファイルを、Dドライブにコピー

 する手順を書きます。

確認(カタログファイルの場所)

 通常ですと、LrCのカタログファイルは、

 C:\Users\ユーザー名\Pictures\Lightroom

 この場所にあります。

ファイルのコピー

 上記のフォルダーを、Dドライブにある任意のフォルダにコピーします。

 コピーには時間がかかり、基準は判りませんが私の場合28万個程の

 ファイルがあり、1時間弱かかりました。

 ファイルではなく、コピーするのはフォルダごと全てになります。

 コピーが終わりましたら、元のフォルダを削除せずにLrCで新しい

 カタログファイルの読み込みが出来たら削除しましょう。

LrCでカタログファイルの読み込み

 1.LrCを起動します。

 2.「ファイル」→「カタログを開く」を選択します。

 3.先ほどコピーしたDドライブ内にある「Lightroom Catalog.lrcat」を

  選択します。(バージョンによってはLightroom Catalog-v10.lrcat等)

 4.読み込んだ時点でLrCが再起動します。

 5.再起動後、「編集」→「環境設定」を選択します。

 6.「一般」タブ内にある「起動時にこのカタログを使用」という部分を

  コピーしたカタログファイルに変更します。

 7.LrCを再起動して、カタログが正常に読み込まれる事、今まで処理

  した現像のデータが反映されているか確認します。

 これでカタログファイルの移動が完了しました。

 大切なファイルですので、取り扱いは十分注意して下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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